解剖生理

呼吸管理に必要な解剖生理② 呼吸のコントロール

最初に解剖生理を覚える時に混乱しやすいポイントとして

呼吸コントロールのメカニズムがあります。

人はどうやって息を速くしたり遅くしたり、深くしたり浅くしたりしているか説明できますか?

これを理解する時に必要なのが呼吸コントロールのメカニズムなんです。

ここもしっかりと覚えてしまいましょう。

呼吸管理に必要なメカニズムは三つです!

覚えるポイント

・コントロール系(神経伝達系など)

・ガス交換系(肺胞、毛細血管系)

・駆動系(呼吸筋、気道など)

コントロール系(神経伝達系など)

人間の呼吸は誰も意識的に行なっていないですよね?吸って吐いてを自然としています。

これは延髄にある呼吸中枢よってコントロールされていて自立調節系と呼ばれています。

また、深呼吸しようとした時などは、自分で深く息を吸って吐いてと動かします。

これは大脳皮質からの信号で呼吸中枢を動かしてるて随意的調節系と呼ばれます。

自立調節系:呼吸中枢が自然と呼吸をコントロール(無意識)

随意的調節系:大脳皮質から呼吸中枢に信号を送ってコントロール(意識的)

覚えていますか?忘れてる場合には教科書で再度確認してください。

化学受容体のコントロールについて

2つ目として化学受容体についてです。

呼吸の脳幹に伝わる手順として直接脳幹に働く中枢化学受容体末梢化学受容体があります。

・中枢化学受容体は延髄にあり動脈血酸素飽和度とpHに反応する。

・末梢化学受容体は大動脈小体と頸動脈小体にあり、PaO2とPaCO2、pHに反応する

この二つについては覚えてしまいましょう。

それぞれの場所はしっかりと解剖生理学の教科書などで確認してください。

また末梢化学受容体がある大動脈小体からは迷走神経頸動脈小体からは舌咽神経で脳幹に信号が運ばれます。

また勉強してきたらこれが何度も出てきますので、先に覚えてしまいましょう。

駆動系(呼吸筋、気道など)

3つ目が駆動系についてです。

駆動系は肺や下気道に肺の伸展を感知する進展受容体があります。

伸展受容体は肺の膨張を感知すると迷走神経を介して息を吸うのを抑制します。

前解剖生理①で肺の場所と構造をやりましたね?鼻腔から喉頭までを上気道と言い、気管から肺胞までを下気道と呼びます。

そしてこの気道壁と肺胞の伸展変化によって吸息活動(息を吸う)を抑制し呼息活動(息を吐く)に移行することをヘーリングブロイヤー反射です。

この反射は肺の過膨張による気管の損傷を防ぐ働きをしています。

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まとめ

呼吸生理を学ぶことで人間の呼吸する方法がわかります。

これから血液ガスなどの数値を理解する時に、それぞれがどこで反応してどういった動きをするかという時に今回のメカニズムが重要になってきます。

難しいと思うかもしれませんが、要点を抑えてしっかり覚えていきましょう!

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さじ
さじ
大学卒後、病院で8年間勤務。日本だけじゃなく世界の医療を経験するのが夢。。最終目標『米国呼吸療法士』#CE #呼吸療法認定士